ひふみ投信売却とその理由
どうも、昼間の関東は残暑が気になりますが、心はいつも北海道、神威たかしです。
ここ1週間、米中貿易摩擦の材料が出尽くしたのか、日経平均が上向いて来ました。そこで保有していたひふみ投信系を手放した件についてまとめました。
ひふみ売却
ひふみ投信は3種類あり、
直売の「ひふみ投信」、委託の「ひふみプラス」、iDeCoの「ひふみ年金」
手数料の割引や基準価格が若干違いますがパフォーマンスはほぼ同じです。
私が持っているのは「プラス」と「年金」でした。
SBI証券「ひふみプラス」
私が持っていたひふみプラスの口数は25,689口、約定額は108,156円。
売却前の平均取得単価をスクリーンショットしていなかったのですが、
一応プラスで売ることが出来ました。(NISAもったいない・・・)
売却した現金はとりあえず放置です。
SBIベネフィット「ひふみ年金」
続いてiDeCoの方ですが、こちらはまだ約定が更新されていなく、平均取得単価が15,452円、プラス9.8%と損益率表示が残っていました。口数が77,746口、約定額(?)が120,133円でした。
売却した現金は以下の「EXE-i グローバル中小株式ファンド」に変えました。これにした理由は、ひふみ自体がもともと成長性のある中小株への投資でしたし、完全な海外インデックスであれば既に割り振っているもので十分だったからです。
売却の理由
ひふみ投信はメディアに出た後、順調に資金を集めてパフォーマンスも良かったのですが、資金が集まりすぎて中小株を買おうとすると自身の資金によって株価が上がりすぎてしまうというジレンマに陥ったようです。
そのため、アメリカの大型株をパフォーマンスに取り入れるようになったのですが、せっかくの日本における「足で稼ぐ投資」、つまり将来性のある中小株への投資が疎かになってしまいました。
パフォーマンス比較
日経平均とひふみ本体のパフォーマンスを比較してみましょう。青線がひふみ投信本体、赤線が日経平均株価です。
過去2年間
過去2年間では日経平均を上回っています。この頃から投資したかった…。
過去1年間
過去1年間では辛うじて日経平均よりは良いです。私が投資し始めたのがこの頃です。
過去半年間
過去半年になると日経平均のETFでも買った方がマシになってしまいました。半年だけ注目してしまうのは、長期投資失格なのかもしれませんが、2年前からのと比べることによってパフォーマンスが悪くなってきたのが分かると思います。
まとめ
日本株は短期的には上下しつつも消費税増税やオリンピックくらいまでなら上昇し続けると思いますし、ひふみ投信も少しは伸びると思います。ですがこれから人口が減るしかない日本と、人口が増え続けて世界をこれからも牽引するであろうアメリカ、そして人口が増え続ける事が確実な世界、これらを比較したら長期投資は日本以外にパフォーマンスの重点を置くのが正解と判断し、ひふみ投信を売却しました。