パニック障害を我流で症状改善してみた
パニック障害は症状が千差万別だけど、色々調べて共通している改善法を自分なりにアレンジして実践してみた。これで外出もこわくなくなるので行動範囲がひろがり、さらに症状が改善される正のスパイラルへと持っていけるだろう。
症状の現れ
熱中症・・・?
今年の夏、休みだったのでその日は朝にコーヒー2杯とパン2つだけを胃に入れたあと、何も食べてない状態で午後3時頃に近所のスーパーへ行った。最初の症状が途中の道で若干のふらつきがあった。
「ああ、暑さにやられたけど、スーパーまではあと少しだし、たどり着いて冷房にあたれば大丈夫だろう」そう思った。そして無事にスーパーに到着し、一安心して買い物をし始めたところ、次なる症状が。
喉がカラッと乾き、気持ち悪くなってきた。「これは水分を取らないとマズいけど、家に帰るまで耐えよう」そう思って買い物を続けて、何とかレジまではたどり着いたが、そこで一番気持ち悪くなったので、買おうとしていた飲み物を具合が悪いから早く飲みたいことをレジのおばちゃんに伝え、レジのおばちゃんが処理速度を上げて頑張ってくれた。
そして会計をどうにか終えて、買った500mlのポカリを一気飲みしたけど、ふらつきと気持ち悪さが治らない。だんだん歩く足もおぼつかなくなってきたので、スーパーの中の椅子で少し休んでいたが、具合の悪さは治らず結局は救急車を呼んでもらった。
救急車は初めて乗ったけど、意外と中は狭くて暑かった。病院に着いて点滴をと血液検査をしてもらったけど、ポカリ等を一気飲みしたための血糖値の高さ以外の異常が見られず、数時間後には普通に病院から2km以上離れている家に普通に歩いて帰れた。
脳の病気・・・?
救急車で運ばれて以降、軽いふらつきの症状が収まらない。場合よってはまたそのふらつきが強まって倒れそうな感覚に陥る。怖いので脳神経外科に行き、これまた初めてのCTスキャンをしてもらった。
数日後、結果が・・・うん、異常なし。健康な脳でした。ここでようやくネットを検索してみた。
ここでわかったことは、
めまいや気を失うだけでは人は死なない(脳の病気以外では)
めまいの原因は耳であることが多い。
わたしは幼い頃によく中耳炎になっていたので、耳鼻科にはよく行っていたが、大人になって行くのは初めてだった。そこでの診断結果は、前庭神経炎。薬も貰って、慢性的だったふらつきも無くなったので、治ったかと思っていた。
症状再び、パニック障害?
最初の症状が現れたときはたまたま嫁が実家に帰っていて、ひとりだった。そして嫁が実家から戻って症状が現れたスーパーに行くと、また喉の乾きとふらつきが・・・外の暑さとスーパーの中の涼しさによる寒暖差が原因かとも思ったけど、まずは嫁に病気がバレて泣かれた。嫁に言わなかったのは余計な心配を掛けたくなかったからである。
そして別の日、散髪に行って髪を切ってもらってる最中、そう、症状の起きたスーパーではなく美容院で座っている時にふらつきと喉の渇きにおそわれた。よく考えると喉の乾きは関係ない。これは前庭神経炎じゃなくて、パニック障害だわ・・・。
症状の改善法
本当は病院に行くのが近道なんだろうけど、まずは自分で足掻いてみたかったので、自分なりの改善方法を記してみる。もし慢性的に症状が続いて治らなければ、最終手段としての病院治療があること自体を心の支えにすることによって更なる改善の要素としたい。
以下、実践してみたこと
- 症状を抑えられればご褒美 ふらつきが強まらないように気を保ちつつ、「これが終われば家に帰ってゲームができる」と自己暗示。楽しいことを考えて体は治らなくても心だけは負のスパイラルから抜け出させる。
- 症状が強くなってもご褒美 この事をブログのネタにしてアクセス数アップ、そのうち広告収入体の症状が酷くなった場合も、心はポジティブに。
- 暴露療法(エキスポージャー療法) あえて症状が酷くなる場所、わたしの場合は最初に症状が現れたスーパーになるべく行く。そして症状が強くなる行為や条件をみつけて、症状が悪くなる行動を取る。こうやっても倒れない、体調が多少悪くてもへっちゃらだと心に刻みつける。
これらの方法で今のところ何とかしてみている。万人に効く方法ではないし、何より自分自身まだ完治という結果は出せてないけど、これ以上訪れることができる場所が減ると困るので、あえて荒療治してみてる。
おすすめの方法ではないけど、同じパニック障害で病院に行こうか悩んでるくらいの症状の方はお試しあれ。
関連リンク